ファクタリングに関するトラブル事例について

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ご挨拶

平素よりお世話になっております。
岡野法律事務所弁護士の伊倉秀知と申します。

今回は、ファクタリングに関するトラブル事例を取り上げたいと思います。

ファクタリングとは

ファクタリングとは、売掛金をファクタリング会社へ売却し、手数料を差し引かれた代金を受け取って資金調達する手法です。

ファクタリングを活用すると入金サイクルを短縮できるため、資金繰りの改善を期待できます。

約束手形の割引と似ていますね。

しかし、最近、貸金業者等が利息制限法を潜脱する目的でファクタリング業者を名乗っているケースが多々見られます。

これは、ファクタリングに利息制限法が適用されないことに着目し、ファクタリング手数料名目で金利に換算すると利息制限法規定の上限を超えた金額を取る業者です。

ファクタリンング業者の特徴

以下、このような業者の特徴を挙げてみます。

・事務所がレンタルオフィス。連絡先が携帯電話のみ。
・「信用情報に載らないので手軽だ」と言って、契約内容を十分説明しない。
・社判やゴム印等を勝手に書類に押して手続を進める。
・債権譲渡通知書を数通も作成させ、通知をしないことを条件に何度もお金を要求する。
・言葉巧みに架空の売掛債権を考えさせる。
・期限に買戻しができない場合に「詐欺だ」などと脅し、強引な手法で買戻しを迫る。
・電話営業でのセールストークと全く違う内容の契約書を提示し、サインするまで帰さない。
・無関係の第三者に債権譲渡通知書を出す。
・ファクタリング契約と言いながら、小切手等を担保として預かる。

以上のような特徴があるファクタリング業者を利用すると、手数料名目で法外な金利を要求されるだけでなく、取引先等の第三者に多大な迷惑をかけることになります。

このようなファクタリング業者と関わってしまった場合は、すぐに弁護士にご相談ください。

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